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2024.12.5
2024年12月05日
今日で先代である私の父が亡くなって20年になる。
その当時からいる社員も引退などにより少なくなり、先代がやっていたころの大雨が降ると浸水しそうになる掘建て小屋を知る者も今では僕を含めても本社でも5名、九州にも3名ほどだ。
九州の熊本から出てきてトラック一台で始め、平成になる辺りまで『陶管輸送』一本でやってきた。今では考えられない一本一本手で下し、並べてくる本当に大変な作業だった。
子供のころ遊びに行った会社では、今では若者の中で流行っているタトゥー(和風柄ではあったが・・)を昭和の後期から先進的にも取り入れていた方も多く、父が九州出身ということもあってか九州出身の方も多かった。
見た目は怖い感じの人も多かったし、九州弁は正直何言っているかよくわからないし、酔っていればなおさらよく分からなかった。僕には優しく接してくれたが、きっとみんな荒くれ者だったのだろう。
宴会をやれば毎度喧嘩が起こり大暴れ、宿泊費よりも高い飲み代を支払い泊まった宿でも出入り禁止になる始末。
それくらいの人たちじゃないとあの当時馬力は出せなかったかもしれない。
あの人たちを束ねていたのは結構大変だったんじゃないかなと思う(笑)
父が亡くなってからしばらくは父が最後に乗っていたクラウンワゴンに乗っていた。
その車の中には一人の社員に関する思いが書かれたメモがあった。チラシの裏に書かれており、そのひとに対して
どうしてやるべきかなど走り書きで書かれているもので、父の社員に対する思いに触れたような気がした。
新しい車を買ってきた社員を見て嬉しそうにしていたこと、社員の家族を含めて大切にしていたこと、仕事上では一か月ほどしか肩を並べてやれなかったが、その中で言われた考え方、今日は何かいろいろ思い出した。
最近バタバタと忙しく墓参りには行けていなかったが、久しぶりに行ってきた。
そのせいなんだろうけど、20年前にこの会社を引き継ごうと思った当時を少しだけ思い出せた。
子供時に見ていた会社、入社した当時、今、振り返ってみると随分と様変わりしたものだ。
これからの10年もまた変革していかなければならないし、変わっていくのだろう。
時代に合わせて変えていかなければならないことも多いと思うが、「人を想う」という原点は忘れずに進めていきたい。